2019年度(令和元年度)金神社の行事予定が決まりました。
2019年(令和元年)5月12日奉賛会総会が開催され、今年の行事予定が承認されました。
2019年(令和元年度)行事予定
令和元年
・4月14日 春祭り 午前10時から12時まで
拝殿にてお供えをし、神事を執り行いました
・5月12日 令和元年度総会 午前10時より
・6月30日 茅の輪神事(わくぐり)午前9時より
・10月13日 秋の例大祭(秋祭り)午前9時より
・11月10日 七・五・三神事 午前10時よりー午前11時30分
・12月30日 拝殿境内の大掃除、年末年始の準備 午前9時より
・12月31日 大晦日 篝火、お神酒、ぜんざいの接待
破魔矢、神宮大麻、お守りを販売します
午後9時から午前2時前後
令和2年
・1月1日 元旦祭 午前11時より
篝火、お神酒、ぜんざいの接待
破魔矢、神宮大麻、お守りを販売します
午前9時から正午前後
・1月2日 篝火、お神酒、ぜんざいの接待
破魔矢、神宮大麻、お守りを販売します
午前9時から正午前後
※2日目は祭祀は実施しません
・1月12日 左儀長(どんど焼き)午前10時から神事を行います
金神社奉賛会、ボーイスカウト瀬戸第6団との共同で
餅つき大会を行います
毎月最終日曜日(12月は行いません)午前10時から正午まで
全身金色の招き猫の開運祈祷を行います。
当日は、11時30分までに社務所に来て下さい。
拝殿にて、宮司様を迎えて、祈祷を行います。
神道は、日本人の暮らしの中から生まれた信仰といえます。遠い昔、私たちの祖先は、稲作をはじめとした農耕や漁撈などを通じて、自然との関わりの中で生活を営んできました。自然の力は、人間に恵みを与える一方、猛威もふるいます。人々は、そんな自然現象に神々の働きを感知しました。また、自然の中で連綿と続く生命の尊さを実感し、あらゆるものを生みなす生命力も神々の働きとして捉えたのです。そして、清浄な山や岩、木や滝などの自然物を神宿るものとしてまつりました。やがて、まつりの場所には建物が建てられ、神社が誕生したのです。このように、日本列島の各地で発生した神々への信仰は、大和朝廷による国土統一にともない、形を整えてゆきました。そして、6世紀に仏教が伝来した際、この日本固有の信仰は、仏教に対して神道という言葉で表わされるようになりました。
神道の神々は、海の神、山の神、風の神のような自然物や自然現象を司る神々、衣食住や生業を司る神々、国土開拓の神々などで、その数の多さから八百万の神々といわれます。さらに、国家や郷土のために尽くした偉人や、子孫の行く末を見守る祖先の御霊も、神として祀られました。奈良時代にできた『古事記』『日本書紀』には、多くの神々の系譜や物語が収められています。
神道の信仰が形となったものが祭りです。祭りは、稲作を中心に暮らしを営んできた日本の姿を反映し、春には豊作を、夏には風雨の害が少ないことを祈り、秋には収穫を感謝するものなどがあり、地域をあげて行われます。祭りの日は、神社での神事に加えて神輿や山車が繰り出し、たくさんの人で賑わいます。神道の祭りを行うのは、神社だけではありません。皇室では、天皇陛下が国家・国民の安寧と世界の平和を祈るお祭りを行われています。また、家庭では、神棚の前で家の安全、家族の無事を祈ります。これも小さな祭りといえます。
神道のもつ理念には、古代から培われてきた日本人の叡智や価値観が生きています。それは、鎮守の森に代表される自然を守り、自然と人間とがともに生きてゆくこと、祭りを通じて地域社会の和を保ち、一体感を高めてゆくこと、子孫の繁栄を願い、家庭から地域、さらには皇室をいただく日本という国の限りない発展を祈ることなどです。このような理念が、神々への信仰と一体となって神道が形づくられています。また、神道には、神々をまつる環境として、清浄を尊ぶという特徴があります。神社は常に清らかさが保たれ、祭りに参加する人たちは必ず心身を清めます。これら神道の理念や特徴は、日本人の生き方に深く影響しているといえるでしょう。
神道は、日本の民族宗教といわれ、日本人の暮らしにとけ込んでいます。たとえば、初詣や厄除、初宮参りや七五三、結婚式や地鎮祭など、神道の行事は日常生活のいたるところに見かけることができます。しかし、一般の日本人は、あまりにも身近なせいか、神道について知らないことが多いのも事実でしょう。
このウェブサイトが、皆さんを神道の世界へ誘う案内役となれれば幸いです。